飛行機はどんなときに高度変更する?

運航知識

どーもハシです!

飛行機がどの高度を飛ぶのかは、ディスパッチャーが作成するフライトプランで決められています。

ただ、パイロットは上空で高度を変更することがあります。

本日は飛行機はどんな要因で高度変更をするのかについてご紹介します。

高度変更するためには

みなさんが車を運転する際、どの道を通るか自分で自由に決めることができますよね。

その日の気分で通る道を変更したり、急いでいるときには近道を通ったりなど、自分で進む道を決めることができます。

対して、飛行機はあらかじめ飛行ルート・高度が定められています。

ディスパッチャーが作成するフライトプランで飛行ルート・高度が決められており、その情報は管制官にも伝えられています。

では、飛行機はフライトプランで決められている高度以外を飛行することはできないのでしょうか?

ハシ
ハシ

いいえ、飛行機は上空で高度変更することができます!


ただ、勝手に高度変更することはできません。

必ず管制官に高度変更をリクエストして許可を得る必要があります。

飛行機は管制官の指示を受けながら飛行していますので、必ず管制官の許可をもらわないといけないんです。

雲を避けるため

高度変更をする要因として【雲を避けるため】が挙げられます。

飛行機は雲の中を飛行すると揺れるため、極力避けて飛行します。

飛行している高度のルート上に雲がある場合、高度変更するか進路変更するかで避けています。

予定している飛行ルートを変更して雲を避けることがあるため、天気が悪い日には飛行機の到着が遅れがちになるんです…

ハシ
ハシ

天気が悪い日はこまめに運航状況をチェックしたほうがいいです!

飛行時間短縮のため

こちらの記事でもご紹介しましたが、上空にはジェット気流という強い風が吹いています。

飛行機の出発が遅れるのはなぜ?

ジェット気流は西から東へと吹いているため、東から西行きの飛行機(例:東京→福岡)にとっては向かい風になります。

そのため、西行きの飛行機はジェット気流が吹いている高度より低い高度を飛行することで、向かい風の抵抗を減らすことができ、飛行時間を短縮することができます。

ハシ
ハシ

飛行機が遅れているときに低い高度に変更することが多いですね

管制官からの指示

今までにご紹介したのはどちらもパイロット側からの変更依頼でしたが、管制官からパイロットに対して高度変更を指示することもあります。

管制官からパイロットに高度変更を指示するのは、上空の交通整理をするためです。


上空にはものすごい数の飛行機が飛んでいます。

その膨大な数の飛行機に対して、管制官は指示を出しているんです。

多くの飛行機が同じ高度を飛行しないよう、上空の飛行機に高度変更の指示を出すことで、上空の交通整理をしています。

航空無線で管制官がよく使う用語

まとめ

実際に利用している飛行機が高度変更しても気づくことはないと思います。

ただ、パイロットは安全、そして定時性を守るために高度変更をすることがあるということをわかっていただけたのではないでしょうか。

ハシ
ハシ

機内のモニターに飛行している高度が出ることがあるので、見てみてください!