飛行機の出発が遅れるのはなぜ?【様々な理由があります】

運航知識

どーもハシです!

みなさん、飛行機を利用した際、出発が遅れた経験ありませんか?

5分~10分程度の遅れであればそこまで大きな影響はないかと思いますが、1時間以上遅れると今後の予定に影響が出てきますよね。

本日はなぜ飛行機の出発が遅れるのかについてご紹介します。

使用する飛行機の到着が遅れる

まず、飛行機の出発までの流れを簡単に説明すると

  1. 使用する飛行機が到着する
  2. 機内の清掃・燃料補給をする
  3. お客様を乗せる
  4. 出発する

このような流れになります。


使用する飛行機の到着が遅れると、もちろん折り返しの出発便も遅れることになります。

ハシ
ハシ

空港に誰かを迎えに行った際、到着便が遅れた経験ありませんか?


飛行機の到着が遅れる要因はいくつかあります。


・悪天候

霧で滑走路が見えずにゴーアラウンドしたときや、上空で天候回復を待つためにホールドしたときには飛行機の到着が遅れます。


遅れて到着すればまだいいですが、最終的に着陸できずにDVT(ダイバート)やATBした場合、使用する飛行機がありませんので、出発便が欠航になってしまいます。

>> 飛行機の条件付き運航とは【天候調査中】

>> 飛行機の上空待機【ホールドする】



・上空の向かい風が強い

上空にはジェット気流という強い風が吹いています。


ジェット気流は西から東に向かって吹いており、冬に強く吹きます。

そのため、西から東に向かう飛行機(例:福岡→東京)はジェット気流に乗って飛行するため、早く到着します。


対して、東から西に向かう飛行機(例:東京→福岡)はジェット気流が向かい風になるため、到着が遅れることがあります。

整備作業が発生する

使用する飛行機に不具合が発生し、整備作業が必要になった場合にも当然ですが出発が遅れます。


シートのリクライニングの不具合やライトの不具合などであれば、整備作業もそこまで時間がかかりません。


対して、エンジンの不具合やブレーキシステムの不具合のように、飛行機の運航に重大な影響を与える箇所の不具合の場合は整備作業も時間がかかります。


アナウンスで「整備作業をしています」と聞くと不安になるかもしれませんが、整備士が慎重かつ丁寧に作業をしていますのでご安心ください。

ハシ
ハシ

運航に重大な影響がある状態で飛ばすことはありません!

パイロット・CAの体調不良

パイロットやCAが体調不良で乗務ができない状態になると、代わりの乗務員を手配しないといけません。


羽田空港のような運航本部がある空港では、代わりの乗務員をすぐに手配することができます。

対して、地方空港には代わりの乗務員がいないため、他の空港から乗務員を送り込む必要があります。

ハシ
ハシ

そうなると飛行機は大幅に遅れますよね


もちろん、体調不良を我慢して乗務するのはとても危険ですので、乗務員の体調不良で遅れるのは仕方ないことだと思います。

スタッフの手続きミス

空港で働いているスタッフにとって、自分のミスで飛行機を遅らせてしまうとかなりへこみます…


グランドスタッフだと、チェックインでミスをして手続きのやり直しが必要になったなどが挙げられます。

グランドハンドリングスタッフだと、搭載でミスをして時間がかかったなどですね。


どちらも作業をやり直すため、出発が遅れる可能性があります。


このようなミスを極力なくすために周りのスタッフ同士で声を掛け合うことが大切なんです。


一番やってはいけないのはミスしたことを隠すことです。

ハシ
ハシ

飛行機が不完全な状態で飛んでいくことはとても危険です


過去の記事でも書きましたが、飛行機の運航は安全が最優先です。


ミスをした場合、飛行機を遅らせてでも作業をやり直さないといけません。

これから航空業界を目指す方、【飛行機の運航は安全が最優先】ということは覚えておいてください!

まとめ

飛行機は様々な理由で遅れることがあります。

飛行機を利用する際は、飛行機が遅れても対応できるよう余裕を持った計画を立てましょう!