飛行機の運航に影響を与える秋の天気

運航知識

どーもハシです!

本日は秋の天気の特徴と飛行機の運航への影響についてご紹介します。

秋の天気の特徴

秋はカラッとして穏やかな天気の日が多いですよね。

非常に過ごしやすい季節というイメージがあるのではないでしょうか。


夏にジメジメとした暑さをもたらした「太平洋高気圧」が弱まると、次は偏西風が強まって南下してきます。
そのため、偏西風に乗って高気圧と低気圧が交互にやってきます。

ハシ
ハシ

春の天気に似ていますよね!


秋は春と同じように、高気圧と低気圧が交互にやってくるため、数日晴れたあと雨が降るといったような天気になります。

偏西風に乗ってくる高気圧は「移動性高気圧」と呼ばれます。

>> 飛行機の運航に影響を与える春の天気

秋雨前線


9月頃になると、日本列島を覆っていた太平洋高気圧の勢力が弱まり、日本の南東海上に後退していきます。

一方で、冷たく乾いた空気を持った移動性高気圧が偏西風に乗って、日本の北を通過します。


この冷たく乾いた空気を持つ移動性高気圧と、暖かく湿った空気を持つ太平洋高気圧の空気がぶつかることで前線ができやすくなります。


これによってできた前線が「秋雨前線」です。

ハシ
ハシ

秋雨前線が発生すると、梅雨の時期のように雨の日が続きます


雨が降る日で風が弱い日などは霧が発生することがあります。


霧は飛行機の運航に大きな影響を与えるんです!

霧で滑走路が視認できなければ、飛行機は着陸をやり直すためにゴーアラウンドします。

ゴーアラウンドした後は、霧が晴れるまで上空待機するか、燃料に余裕がないときには、DVT・ATBになります。

>> 飛行機の上空待機【ホールドする】

台風


夏の天気でもご紹介した台風は、秋にもやってきます。

>> 飛行機の運航に影響を与える夏の天気

ハシ
ハシ

台風は夏よりも秋のほうが日本にやってくる確率が高くなります


それは「太平洋高気圧」が大きく関係しています。

台風の進路は「太平洋高気圧」に左右されます。

秋が近づくにつれ、太平洋高気圧は日本の南東海上に下がっていきます。

台風は太平洋高気圧のふちを通っていきます。

太平洋高気圧が日本に張り出しているときは、台風は日本の北を通過していきます。

ハシ
ハシ

太平洋高気圧に守られている状態です


対して、太平洋高気圧の張り出しが弱まってくると、太平洋高気圧のふちが日本付近になるため、台風は日本を通過していきます。


なので、太平洋高気圧の勢力が弱まりだした秋ごろに台風が日本に上陸することが多くなるんです!

まとめ

秋は穏やかな天気のため、飛行機の運航に影響を与える天気になることは他の季節と比べると少ないです。

ただ、秋の時期に発生する台風は日本に近づく・上陸する可能性が夏の時期よりも高くなります。

台風が日本に上陸するときは、飛行機の運航ダイヤに大きな影響がでます。

ハシ
ハシ

台風が発生したときは太平洋高気圧に注目して、自分なりに進路を予想してみてください!