飛行機の運航に影響を与える春の天気

運航知識

どーもハシです!

東京で雪が降ると交通機関にかなり影響がありますよね。

もちろん、飛行機の運航にも大きな影響を与えます。

日本には四季があり、それぞれの季節で飛行機の運航に影響を与える要因が存在します。

今回は、春の天気と飛行機への影響についてご紹介します。

春の天気の特徴


はじめに、春の天気の特徴についてご紹介します。


春は上空を吹く偏西風に流されて、高気圧と低気圧が日本にやってきます。


基本的に、天気は高気圧に覆われると晴れ・低気圧が通過すると雨になります。

そのため、春は数日晴れた後に雨が降り、その後また晴れるといったように天気が交互にやってくるのが特徴です。


偏西風に流されてやってくる高気圧は「移動性高気圧」と呼ばれます。


日本列島が移動性高気圧に覆われている日は穏やかな天気のため、飛行機の運航には大きな影響はありません。


対して、低気圧が日本を通過するときは、天気が崩れ、雨・強風などで運航に影響を与える可能性があります。

春一番


冬は冷たい北風が吹いて、日本に厳しい寒さをもたらします。


2月なかばになると寒さがひと段落して北風に代わり、暖かい南風が日本に吹き込む日が出てきます。

その南風が春一番と呼ばれています。

ハシ
ハシ

この春一番は飛行機の運航に影響を与える可能性があります


春一番は強い南風です。


飛行機は強風が吹いているときに着陸しようとすると、着陸姿勢を保つのが難しくなります。

飛行機は着陸姿勢を保つことができなければ、一度上昇して着陸をやり直します。

ハシ
ハシ

着陸姿勢が保てていないのに無理に着陸しようとするのは危険ですよね


強風に流されて、滑走路を逸脱なんてしたら大変です。

>> 強風が飛行機や空港ハンドリングに与える影響


着陸を断念して上昇することを「GO AROUND (ゴーアラウンド)」するといいます。

風が強く目的地に着陸できない際は、DVTもしくはATBとなります。


航空業界の専門用語に関してはこちらの記事をご覧ください。

>> 航空業界の専門用語

二つ玉低気圧

春の嵐をもたらすもう1つのパターンとして二つ玉低気圧が挙げられます。

二つ玉低気圧とは、前線を伴う二つの低気圧が日本列島を南北にはさんで通過することをいいます。


二つ玉低気圧のときは天気が大きく崩れます。

ときには台風並みの強風が吹くこともあるため、二つ玉低気圧は飛行機の運航に大きな影響を与えます。


テレビの天気予報で「二つ玉低気圧が通過します」と言っているときは、大雨・強風の可能性があると思ってください。

ハシ
ハシ

その日に飛行機を予約されている方は運航状況をこまめに確認しましょう!

まとめ

春は穏やかな天気と荒れた天気が交互にくる傾向にあります。

また、春は学生の方は進学、社会人の方は転勤などで飛行機を利用する機会も多くなる時期です。

飛行機を利用する際には、天気予報をしっかり確認しましょう!