飛行機が着陸後に減速するための装置

運航知識

どーもハシです!

以前、飛行機を滑走路まで電波で誘導する装置「ILS」についてご紹介しました。


飛行機はILSの電波に乗って滑走路に着陸しますが、飛行機は揚力を得るためにすごいスピードで飛行しています。
着陸後、減速しないと滑走路をオーバーランしてしまいます。


そのため、飛行機には着陸後に減速するための装置が複数付いています。


本日は飛行機が減速するための装置についてご紹介します。

スポイラー

まず、ご紹介するのが「スポイラー」という装置です。


みなさん、着陸態勢の飛行機のタイヤが地面に接した際、翼の上にある装置が一斉に立ち上がるのを見たことありませんか?

翼が見える窓側席に座るとよくわかります!


それがスポイラーという装置です。

スポイラーが立ち上がることで空気抵抗を増やすことができるため、飛行機の速度を落とすことができます。


また、スポイラーが立ち上がることで飛行機の翼に発生する上向きの力「揚力」を減少させることができます。

揚力が減少するということは、その分、飛行機の重さがよりタイヤにかかることになり、ブレーキの効きをよくすることができます。

ハシ
ハシ

窓側席に座った際にはぜひ見てみてください!

車輪ブレーキ

次にご紹介するのが「車輪ブレーキ」です。

ハシ
ハシ

ドラマや映画でもパイロットが「ギアダウン」と言って、飛行機から車輪が出てくるシーンありますよね!


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タイヤが地面に接地して、タイヤが回転しはじめたらブレーキが自動でかかります。

もし、タイヤのブレーキがかかった状態で地面に接地したら、タイヤがパンクする危険性がありますよね。


それを防止するために、車輪ブレーキには、接地してタイヤが回転したことを感知しないとブレーキが作動しない機能が付いています。

スラストリバーサー

最後にご紹介する装置は「スラストリバーサー」という装置です。

ハシ
ハシ

飛行機が着陸した際、エンジンの音が急に大きくなりますよね


あれはエンジンを逆噴射している音なんです。


スラストリバーサーとはエンジンを逆噴射する装置です。


厳密に言うと、エンジンで取り込んだ空気の流れを変える装置ですね。


通常、エンジンで取り込んだ空気はそのまま後方に流れていきます。


その空気の排出方向を斜め前方方向へ変更することで、減速することができます。


「飛行機はバックすることができない」と言われていますが、実はこのスラストリバーサーを使用することで、一応、バックすることはできるんです。

ハシ
ハシ

ただ、【非常に危険・パイロットが後ろを見ることができない・燃費が悪い】などの理由で、まずすることはありません

まとめ

飛行機が着陸後に使用する減速装置についてご紹介しました。

ハシ
ハシ

どの装置も非常に重要な装置です


これらの減速装置のおかげで、あんなに重たい飛行機がすごいスピードで着陸しても、滑走路内に着陸することができるんです。

外出できない日々が続いていますが、事態が終息して空港に飛行機を見に行った際には、ぜひ着陸の瞬間に注目してみてください!