航空無線で管制官がよく使う用語

運航知識

どーもハシです!

管制官とパイロットの無線のやり取りは基本英語で行われます。

英語で会話することもありますが、基本的に決まったフォーマットでやり取りをしています。

本日は管制官がパイロットとのやり取りでよく使う用語をご紹介します。

AFFIRM

この用語は「そのとおりです」という意味です。


管制官がパイロットに「○○フィートまで降下しなさい」という指示を出したとします。

その指示をパイロットが「〇〇フィートで間違いないですか?」と管制官に確認した際の管制官の返答としてよく使われます。

CONTACT

この用語は「○○と交信してください」という意味です。


管制官は地上にいる飛行機の動きの指示を出す「グランド」、離陸や着陸の許可を出す「タワー」など、各セクションごとに業務を分担しています。


駐機場の飛行機を滑走路付近まで移動させるのが「グランド」を担当する管制官、滑走路から離陸をさせるのが「タワー」を担当する管制官の仕事ということです。

ハシ
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このように各セクションを担当する管制官へどんどん引き継いでいくことで、飛行機を目的地まで誘導しています



駐機場を出発した飛行機のパイロットは最初、グランドの周波数の無線を聴いています。


その後、滑走路付近まで移動したら、管制官から「タワーの周波数と交信してください」との指示を受け、タワーの周波数に切り替えます。


その際に管制官は「CONTACT TOWER」というようにCONTACTという用語を使用します。

CORRECT

この用語は「あなたの送ったことは正しい」という意味です。


飛行機が駐機場を出発する直前、パイロットと管制官は飛行ルートを相互確認します。

①管制官が航空会社から送られてきた飛行計画のルートを読み上げます。

②パイロットは管制官が読み上げた飛行ルートを聴き、手元にある飛行計画を見て、ルートに間違いがないかを確認して復唱します。

③その復唱に間違いがない場合、管制官は「READ BACK IS CORRECT(あなたの復唱は正しいです)」と無線で返答します。


このようなやり取りを出発直前にすることで、飛行ルートに間違いがないかを確認しているんです。

CORRECTION

意味は「送信に誤りがありました。正しくは○○です。」という意味です。


無線でのやり取りのなかで間違えた情報を発信して、その情報を訂正する際に使用する用語です。

CORRECTIONの用語の後に正しい情報を送信します。

DISREGARD

意味は「送信した通報を取り消します」という意味です。

ハシ
ハシ

CORRECTIONに似ていますね


DISREGARDは通報したことをなかったことにするという意味があります。

管制官が上空のパイロットに出した指示が全く必要のない指示だった場合などに使用されます。

HOW DO YOU READ

意味は「送信した感明度はいかがですか?」という意味です。


パイロットからの無線が「ノイズが入り聞き取りづらい」「返答の音が小さい」などのときに使用される用語です。

ハシ
ハシ

わかりやすく言うと、「私たちの無線ははっきり聞こえていますか?」という意味です

NEGATIVE

意味は「ちがいます。正しくありません。」という意味です。


管制官の指示を受けたパイロットはその指示の内容を復唱しないといけません。

パイロットが復唱した内容に間違いがある場合などに使用する用語です。

STAND BY

意味は「当方から呼ぶまで送信を待ってください」という意味です。


パイロットから「○○フィートまで降下したいです」といったリクエストを受けた際などに使用します。

まとめ

管制官がよく使う用語をご紹介しました。


管制官に興味のある方はこちらの記事でご紹介している「TOKYOエアポート ~東京空港管制保安部~」というドラマをぜひご覧ください。

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管制官に焦点を当てたドラマで管制官が働いている様子が描かれています。

ハシ
ハシ

管制官が指示を出しているシーンは参考になると思いますよ!