空港で働きたい人必見!航空業界の職業 Part ②

空港で働く

前回、グランドスタッフやグランドハンドリングなど航空会社の業種についてご紹介しました。

空港で働きたい人必見!航空業界の職業 Part ①

今回は航空会社の業種ではなく、航空管制に関わる業種をご紹介したいと思います。

航空管制官

はじめに航空管制官についてご紹介します。

毎日、膨大な数の飛行機が上空を飛行しています。

飛行機がそれぞれ自由にルートや高度を決定して飛行すると、とても危険ですよね。

飛行機が安全かつスムーズに飛行できるよう、指示を出し誘導するのが航空管制官の仕事です。

空港に到着しようと近づいてくる(アプローチしてくる)飛行機に対して、高度や方向の指示を出したり、空港周辺の飛行機が渋滞しないように離陸や着陸の順番を決定し、離陸・着陸の許可を出したりします。

なお、飛行機は航空管制官の指示は必ず守らないといけません。

※雷雲を避けるときのように方向や高度を変更したい際には都度、管制官にリクエストし、許可を得る必要があります。

前回、ご紹介したディスパッチャーと航空管制官はよく混同されますが、ディスパッチャーは航空会社の社員・航空管制官は国家公務員です。

管制官に興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。

管制官は英語がペラペラでなくても問題ない!?航空無線でのルール
航空無線で管制官がよく使う用語

運航情報官

次にご紹介するのが、運航情報官です。

運航情報官は、運航に必要な情報を集めて提供しています。

具体的な仕事内容としては、滑走路のライトが切れている箇所や空港施設の故障情報など、各空港の運航に関わる情報を発信しています。

この各空港の施設に関わる情報のことをNOTAM(ノータム)といいます。

このNOTAMを、各航空会社が自社のパイロット・ディスパッチャーに対して伝達しています。

また、滑走路上に障害物が落ちていたり、飛行機が離陸時に鳥に衝突(バードストライク)したりした際に、滑走路上の点検をするのも運航情報官の業務です。

運航情報官がNOTAMで伝える運航情報に関してはこちらの記事に書いていますのでご覧ください。

飛行機の運航に影響を与える意外なもの

管制技術官

最後に管制技術官についてご紹介します。

管制技術官は、飛行機の運航に必要な無線通信装置や地上レーダーなどの保守・運用を行なっています。

無線通信装置や地上レーダーは、飛行機の運航するために非常に重要な機器になります。

飛行中の飛行機を管制官は目視することができません。

そのため、レーダーなどの管制機器を使用して、飛行機の位置や高度をモニターに反映させます。
そのモニターを見ながら、管制官は上空の飛行機に指示を出して、適切な間隔を維持しています。

レーダーに不具合があるということは、モニターを見て管理ができないため、通常よりも飛行機同士の間隔を大きく空けて、誘導をしなくてはいけなくなります。

そのような状態になると、飛行機は上空で自分の順番が来るまで待機しますが、燃料がない場合は他空港に着陸しないといけない場合もあります。

このように地上の機器は飛行機の運航に大きな影響を与えています。

こういった機器にトラブルが発生しないよう、管制技術官は定期点検を行ないます。
機器にトラブルが発生した際には、迅速に復旧に努めています。

飛行機が安全に着陸するための装置【ILS】について

まとめ

今回は、航空管制に関わる業種についてご紹介しました。

どの業種も飛行機の運航にはかかせないお仕事です。
興味のある方は、ぜひ深堀して調べてみてください!