安全運航のために。機内で禁止されている迷惑行為

運航知識

どーもハシです!

みなさん、出張や旅行・帰省の際に飛行機を利用すると思います。

国内線であれば長くても3時間程度ですが、国際線の場合は10時間以上飛行機に乗ることもあります。


せっかく飛行機に乗るのであれば、機内で快適に過ごしたいですよね!

ただ、なかには機内で迷惑行為をして、安全で快適な飛行機の運航を妨げるお客様もいるんです…


パイロットや客室乗務員は機内の安全を守るためにそういったお客様には厳しく対応をします。

本日は機内で禁止されている迷惑行為についてご紹介します。

機内迷惑行為を防止する法律

2004年に航空法施行規則が改定されました。


これにより、ある特定の機内迷惑行為をしたお客様に対して、機長は止めるよう「禁止命令」を出すことができるようになりました。


機長が命令をしたにもかかわらず、その行為を続けた場合には50万円以下の罰金が科せられます。


この法律の改定で定められた機内迷惑行為を安全阻害行為といいます。

安全阻害行為の種類

安全阻害行為とはどういったものがあるのでしょうか。

2004年の改定では、8つの機内迷惑行為が安全阻害行為として法律で禁止されました。


①乗降口または非常口の扉を正当な理由なく操作する行為

乗務員からの指示なしに乗降口または非常口の扉を操作してはいけません。

興味本位で扉のハンドルを触ったりするのは絶対にやめてください!

非常口座席に座っているお客様は緊急時にお手伝いをしていただきますが、非常時の際は乗務員の指示に従って行動しましょう。



②化粧室で喫煙する行為

もちろん機内は全面禁煙です。

ただ、化粧室で隠れてタバコを吸おうとするお客様がごくまれにいます…

火災に繋がる恐れがありますので、絶対にやめましょう。



③乗務員の仕事を妨害する行為

機内で酔っぱらって暴れたお客様が警察に連れていかれたというニュースを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

酔っぱらって暴言をはいたり、客室乗務員に対してセクハラ行為をしたりするのは絶対にやめてください。

機内は地上よりも気圧が低いため、地上の2倍程度酔いやすいというデータもありますので、飛行機での飲酒はほどほどにしておきましょう。



④携帯電話やその他の電子機器の電波を発した状態にしておく行為

機内で携帯電話の電波を発した状態にしておくと、飛行機の運航に影響を与える恐れがありますので、機内では電源を切っておくか、機内モードにしておきましょう。



⑤離着陸時にシードベルトを装着しない行為

離着陸時はシートベルトの着用サインが付きますよね。

離着陸時は揺れやすくなっていますので、必ずシートベルトをしましょう。

もちろん、お手洗いに行くこともできませんので、お手洗いは早めに済ませておきましょう。

>> 速度に種類がある?飛行機の離陸について

>> 飛行機が着陸後に減速するための装置



⑥離着陸時に座席の背もたれやテーブルなどを所定の位置に戻さない行為

離着陸時は座席の背もたれやテーブルなどは所定の位置に戻しておかないといけません。

背もたれを倒したままにしておいたり、テーブルを出したままにしておいたりすると緊急時の脱出の妨げになる恐れがあるからです。



⑦持ち込み手荷物を通路などに置いておく行為

通路に荷物を置いておく行為も禁止されています。

こちらも緊急時の脱出の妨げになる恐れがあるからです。



⑧非常用機器を正当な理由なく使用する行為

機内に設置されている消火器や救命胴衣などを正当な理由なく使用する行為も禁止されています。

まとめ

機内で禁止されている迷惑行為についてご紹介しました。

機内で安全阻害行為をすると、飛行機は安全のためにDVTやATBする可能性もあります。

他のお客様にご迷惑が掛かりますので、安全阻害行為は絶対にしないようにしましょう。