今後の航空業界について

空港で働く

どーもハシです。

外出自粛の日々が続いていますね。
ニュースでは飲食業界や観光業界などの産業への影響について放送されています。

そのなかで航空業界も大きな影響を受けています。

今、航空業界で働いている人や航空業界で働きたいと思っている人は不安に感じているかもしれませんね。

本日は今後の航空業界がどうなっていくのか個人的な考えを話したいと思います。

航空業界の現状


日本でもゴールデンウィークが始まりました。

例年だと旅行や帰省で空港が混雑し、空港で働く人にとってはとても忙しくなる時期です。


ただ、今年のゴールデンウィークはいつもとは違ったものになります。

外出自粛の影響で各航空会社は大幅な減便を行なっています。


みなさんのなかにも旅行や帰省を取りやめた方もいるのではないでしょうか。

今は事態を終息させるためにも本当に必要な方以外は移動を控えることが大切です。


ただ、この外出自粛が続いている影響で航空会社は現在厳しい状況が続いています。


ANAやJALのゴールデンウィークの国際線の予約は前年と比較して90%以上の減少となっています。


日本の航空会社だけでなく、世界の航空会社にも大きな影響が出ています。


カンタス航空に続くオーストラリア国内2位の航空会社であるヴァージン・オーストラリアは経営破綻しました。


また、イタリアのアリタリア航空は年初からの収入が8割以上減少し、6月に完全国有化するという報道も出ています。


このように世界の航空会社の多くが厳しい経営状況に陥っています。

航空業界のこれから


厳しい状況が続いている航空業界ですが、これからどうなっていくのでしょうか。


個人的に「なくなることはないが、少し衰退する」かなと思っています。


飛行機は交通インフラとして必要不可欠なものです。


ただ、今まで飛行機を利用していた方のなかにはこれから利用する必要がなくなる人も出てくると思います。


その理由は企業のリモートワーク化が進んでいるからです。


グランドスタッフとして空港で働いているとき、出張で飛行機を利用するビジネスマンが多くいました。


ただ、外出自粛がきっかけでリモートワーク化が進んだことで、今まで現地に出張し、対面でしていた商談や会議がリモートでできるようになりました。


企業の経営者からしても出張費を抑えることができるので、リモートワーク化はこれからもどんどん進んでいくと思います。


そうなると、ビジネスマンが出張で飛行機を利用する機会はかなり減るのではないかと思います。

航空業界での業務の自動化


では、グランドスタッフやグランドハンドリングスタッフなどのような航空業界で働いている人はどうなるのでしょうか。


最近ではロボットが受付したりお客を誘導したりするホテルができたように、どの業界でも機械による自動化が進んでいます。


この自動化は航空業界でも進んでいます。


みなさんが飛行機に乗る際、空港に着いたらカウンターではなく自動チェックイン機でチェックインする人のほうが多いと思います。


これも自動化ですよね。


また、最近では自動手荷物預け機も導入されており、手荷物を預けるのも人の手を使わず機械だけでできてしまいます。


グランドハンドリングスタッフの業務の中に、着陸した飛行機を駐機場に誘導するマーシャリング業務があります。


少し前までは全ての飛行機をグランドハンドリングスタッフが誘導していましたが、現在、大きな空港では各駐機SPOTに飛行機を誘導する装置が取り付けられており、パイロットはその装置の誘導に従って駐機場に入ります。

パイロットやディスパッチャーの業務でも自動化が進んでいます。


大手航空会社のパイロットは一人一つずつ会社からiPadが支給されています。


ディスパッチャーが作成したフライトプランのデータをパイロットのiPadに送ることで、パイロットは機内でもフライトプランを確認することができます。


今までパイロットとディスパッチャーが必ず対面でブリーフィングを行なっていたものが、自動化したことで、よりスムーズにブリーフィングを行なうことができるようになりました。

航空業界での業務の「人」の必要性


このまま自動化が進んでいくと、グランドスタッフやグランドハンドリングなどの地上スタッフは必要なくなるんでしょうか。


私は「すべてを自動化することは難しくこれからも人は必要」だと思います。


車いすを利用されるお客様は自動チェックイン機でチェックインすることができず、カウンターでチェックインする必要があります。


それは、お客様によって航空会社に求めているサービスが違うからです。


搭乗口まで車いすを利用して機内は歩いて座席まで向かう方もいれば、機内まで車いすを利用したい方など様々なお客様がいます。


そういった細やかな確認は自動チェックイン機ではできません。


自動手荷物預け機も通常の手荷物は預けることができますが、ペットや釣り竿のような長さのある手荷物は預かることができません。


駐機場に誘導する装置も不具合を起こした場合には人が誘導しないと飛行機は駐機場に入ることができません。


パイロットやディスパッチャーのようなオペレーションに関わる仕事でも自動化ができない部分があります。


特に、天気が悪い日の空港の状況や風の状況などといったタイムリーに必要な情報は自動化することは難しいと思います。


このように空港での業務を完全に自動化することは難しいです。


自動化できるところは機械に任せ機械にはできない細やかな部分を人がするというように、機械と人が共存して働くことが大切だと思います。

まとめ

航空業界の今後について個人的な考えをご紹介しました。

航空業界だけに限らず、どの業界でも機械と人が共存して働くことが大切です。

機械にはできない「人」にしかできないこと、また「人」だからできることを意識して、自分の価値を高めていきましょう!

>> 空港で働く魅力と注意点